【先生のためのコミュニケーションWS体験会 ~教育現場における演劇の使い方~】を開催しました

2024年8月3日、慶應義塾普通部にて、先生のためのコミュニケーションWS体験会 ~教育現場における演劇の使い方~を開催しました。

この体験会は昨年度に続き2回目の開催です。

我々が普段小学校、中学・高校で実施しているワークショップ・プログラムをご体験いただくとともに、今年度は新たな試みとして、演劇を授業に取り入れることに関心をお持ちの先生方・教育関係の方々どうしの情報交換会も実施しました。

今回も関東一円から、演劇を使ったワークショップにご関心のある先生方・教育関係の方々に多数ご参加いただきました。

まずは第1部は「コミュニケーションゲーム」の体験から。

当NPO所属の森内美由紀(みゆきさん)のファシリテーションのもとで、じゃんけんゲームや人数集めゲームを実施。ゲームをいくつか実施するうちに緊張もほぐれ、次第に会場にリラックスした笑い声が響いていきます。

続いて北村耕治(きたむー)による「いいよゲーム」の体験。

「◯◯しよう」「いいよ」というごく簡単なセリフのやり取りを行う、というゲームなのですが、参加者の熱演につぐ熱演に、客席から歓声や拍手が上がっていました。

また、第1部終了の時点で「コミュニケーションゲーム」「いいよゲーム」について、参加者から様々なご質問もいただきました。

午後の第2部はまず「ジェスチャー創作」の体験。

菊池ゆみこ(きっこちゃん)がファシリテーターを務めます。

このプログラムはジェスチャーゲームの要領で、あるお題を身体だけで観客に伝えられるよう話し合い・練習・発表を行うというもの。限られた時間の中でグループで役やストーリー、表現方法を決めていく過程で、自然とグループ内でのコミュニケーションが活発になっていきました。大人ならではの細かいこだわりの詰まったシーンに、発表も盛り上がりました。

続いて、「情報交換会」。

ここまでのワークショップ体験で疲れた体に一息入れながら、参加者とPAVLICのファシリテーターが入り混じり、現在お勤めの学校で授業に演劇をどのように取り入れてらっしゃるかというお話や、今日ご体験いただいたワークショップ・プログラムについての質疑など活発な情報交換が行われました。

とても暑い日、そして夏休み期間とはいえ研修など様々なイベントがある時期にも関わらずご参加いただきましたこと、また当日参加できずともご関心をお寄せいただきましたこと、お礼申し上げます。

そして末尾になりますが、多方面にわたりご協力いただきました慶應義塾普通部の小杉先生にも改めてお礼申し上げます。

またブラッシュアップして開催したいと思います。

(菊池ゆみこ)